今月のイチオシ

日本各地の公立美術館コレクションをあげました。 ※作品の画像は各図録より引用しており、どの図録も個性的で魅力的です。ぜひ手に取ってみてください。

出典:「岡山県立美術館収蔵作品選2005」

国吉 康雄

「カーテンを引く子供」1923年

国吉康雄(1889−1953)は、岡山に生まれる。
1906年、渡米。ロサンゼルスの美術学校で学び、ニューヨークに移り、ケネス・ヘイズ・ミラーの教室に学ぶ。
その後、渡欧。より写実的な作風に変わる。戦後はホイットニー美術館で回顧展を開く。








岡山県立美術館

出典:「岡山県立美術館収蔵作品選2005」

雪舟 等揚

「山水図」15世紀

雪舟(1420−1506)は、岡山県総社市赤浜生まれ。
禅僧となるべく、相国寺に入り画技を天章周文に学ぶ。
1467年入明し、宮廷画家李在に画法を学ぶ。
1484年に帰国。大分から山口へ戻り活躍拠点とする。







岡山県立美術館

出典:「岡山県立美術館収蔵作品選2005」

浦上 玉堂

「山澗読易図」19世紀

浦上 玉堂(1745−1820)は、備前岡山藩の藩士の子として生まれる。
50歳で脱藩。春琴、秋琴の二子を連れて岡山を出奔。
自由人として、東北から九州まで各地を遊歴した。








岡山県立美術館