旅もいよいよ後半戦。カンボジア・シェムリアップへ。
勿論お決まりのアンコールワットへ行ったのですが、それはこの写真でどれだけ凄かったのかを悟っていただければと思います。
なんでこんなに簡単に書いたかと言うと、他にカンボジアで気になったことがあったので、そちらに重きを置いて書きたいのです。
それは、
子供。
日本では少子化だ、いじめだ、と騒がれておりますが、カンボジアではなんのその!どこを見てもとにかく子供が多いのです。
そして、子供も色々。
早朝7時頃のアンコールワット内ですが、かたや通学する子供たち、かたや外国語で書かれたガイドブックを何ヶ国語も自由に操り売る子供。
物売りをする子供たち(小さい子は5歳くらい)は、特に日本人と見るとしつこくビーズで出来たアクセサリーや写真集、シルクなどを「10個10ドルゥーー」と流暢な日本語で話してくるのです。
あまりにしつこく日本語を話しながらついてくるので、一度意地悪で「I'm not Japanese」と言うと、笑顔でその子(推定年齢5歳)は「So, Where are you from?」と、これまた流暢な英語で話してくる。
私が「What do you think?」と聞くと中国語やらフランス語やらで話しはじめ、あえなく完敗でした。
年明けの毎日新聞「毎日かあさん」がカンボジアだったのですが、そこでカンボジアの子供達の憧れの職業は、「ツアーガイド」と載っていました。みんな、アンコールワットの素晴らしさを色々な国の人に知ってもらいたくて何ヶ国語も勉強するんだそうです。また、シェムリアップは観光で成り立っているので、ツアーガイドは外国人相手でかっこよく見え、給料が良いのだそうです。
学校も多いのですが、ガイドさんの話によると、働きながら学校に通う子供が多い為、午前・午後のどちらかに出席すれば良いそうです。
早朝に見た通学中の子供達も、午後には家の手伝いや物売りなどをして過ごします。
さて、アンコールワットは物凄く広くて、中にいくつも村があり、普通に人々が生活しています。
遺跡めぐりをしていると、とにかく物売りの子供達をたくさん見ますが、ある日ひっそりとした遺跡に行く途中、地雷で犠牲になった男性が物乞いをしていて、そこから30m位のところで、3人の子供が遊んでいました。
気になったので話しかけると、その子供たちは日本語も英語もわからない様子。
ただただ3人無言で土いじりをして遊んでいる。
それまでに出会った子供達は、物を売ったり学校へ行ったり泣いたり怒ったり笑ったりして、「生きる」ことに積極的だったように思うのですが、この子供たちは全く正反対で、とにかくその日をなんとなく生きている、といった感じ。お父さんが地雷の犠牲になってしまい、どう生きて良いのかわからないんだと思いました。
たまたま一緒に回っていた人が飴玉を持っていて、それをあげると少しはにかんだような笑顔で手を振ってくれました。
同じ世界でも、生き方は人や環境によりけりみんなそれぞれで、日本は平均的に見ても恵まれているんだと、改めて実感しました。同時に、そうであることに慣れてしまった国が今後どうなっていくのか、少し不安にも思いました。
今回出会った子供達が大きくなる頃には地雷も撤去され、カンボジアも、他の国(日本も含め)も、大人でも子供でも安全で平和に暮らせるようになれば良いのにな、と強く思いました。

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