今月のイチオシ

世界中の人に知ってもらいたいと、日本各地の公立美術館コレクションをあげました。 ※画像は各美術館図録よりお借りしています。 図録もそれぞれ個性的で素敵です。ぜひ手に取ってみてください。

出典:「福島県立美術館名品選 ポケット・ミュージアム」

斎藤清

「会津の冬」1982年

斎藤清は、福島県会津坂下町生まれ。
幼い頃、一家で北海道に移住した彼は、30歳の時に26年ぶりに会津に帰郷。
その後何度も会津を訪れ、会津の雪深い冬の情景を1970年より「会津の冬シリーズ」として115点にもおよび描いた。

      



福島県立美術館

出典:「福島県立美術館名品選 ポケット・ミュージアム」

吉井忠

「麦の穂を持つ女」1941年

吉井忠は、福島市生まれ。
シュルレアリスム運動に傾倒した吉井は、独自の画風を作り上げ、人間の生きる力を強いリアリズムで表現した。
この「麦の穂を持つ女」は、彼の妻をモデルに書いたもの。


福島県立美術館

出典:「福島県立美術館名品選 ポケット・ミュージアム」

鎌田正蔵

「小家族」1981年

鎌田正蔵(かまだまさぞう)は島根県松江市出身で、福島県郡山市で過ごす。
東京美術学校油画科を卒業。
杉全直(すぎまたただし)らと「貌(ぼう)」を結成し、シュルレアリスムに傾倒。
1960年代ごろからは有機的かつ幾何学的な爽やかなアクリル色彩絵具で表現するようになった。
      



福島県立美術館

出典:「福島県立美術館名品選 ポケット・ミュージアム」

橋本章

「武将する都市」1979年

橋本章は三重県四日市市出身、福島県伊達市に。
二等兵として中国北東部、満州の大連に。戦後、福島県伊達を中心に前衛美術のグループを率いた。



福島県立美術館

出典:「福島県立美術館名品選 ポケット・ミュージアム」

渡部菊二

「勤労の娘たち」1940年

渡部菊二は、福島市会津若松市生まれ。
1940年に仲間と水彩連盟を結成し、モダニズムの水彩制作活動を展開した。



福島県立美術館

出典:「コレクション再発見 東北の作家たち 洋画/版画」展図録

宮城輝夫

「陣営」1965年

宮城輝夫は、白石市出身。宮城四郎は兄。
川端画学校で熊岡義彦、その後川口軌外に学ぶ。1959年第3回シェル美術展で受賞し注目を浴びる。
仙台で53年エスプリ・ヌーボーを結成し、前衛美術運動の牽引役となった。

宮城県立美術館

出典:「コレクション再発見 東北の作家たち 洋画/版画」展図録

宮城輝夫

「踊り子」

宮城輝夫は、宮城四郎の弟で宮城県白石市出身です。

宮城県立美術館

出典:「コレクション再発見 東北の作家たち 洋画/版画」展図録

宮城四郎

「風景」1937年

宮城四郎は、宮城県白石市出身の画家。
弘前高校に進むも病気のため退学、療養しながら絵を描く。
阿部次郎の美学講義を受ける。33歳で病死。

宮城県立美術館